夏の日の活劇 (2014年)

少年映画評価 4点
作品総合評価 3点
少年の出番 100%(少年映画ではありますが)
お薦めポイント 島根県の素朴な少年
映画情報など 2014年製作。DVD等発売予定なし。
(写真はリーダー格を演じた内藤耀貴君)


CS放送チャンネルNECOにて。2016.1.14放送を鑑賞。

CS放送の番組表を見ていて、たまたま見つけたものです。「しまね映画祭実行委員会」の製作とありますので、島根県のローカル映画で、たった10分の作品ですが、かなり期待して番組を予約しました。そして鑑賞しましたが、ナンデスカ、コレハ。

ちょっと、いや、かなり、がっかりするような出来でした。でも本サイトでは、あんまりネガティブな事は書かないようにしようと決めましたので、いいところを見つけて書いてみたいと思います。(と言いながら、しっかりケナしているじゃないか)

3人で少年探偵団を結成したが
■ストーリー

ヒロシ(内藤耀貴君)、タカシ(錦織大護君)、ケンジ(錦織龍輝君)の3人の小学生が探偵団を結成した。でも何にも依頼が来ない。でもそれは当然だった。探偵団メンバーは秘密を守ることが鉄則と言われたため、探偵団を作った事を誰にも言っていないから。

仕方がないので、近所の変な男を怪しい(昼間も仕事していない)といって尾行することに。タカシとケンジは宿題があると言って抜けてしまい、ヒロシは妹を連れて二人で尾行するが、二人は犯罪グループに巻き込まれてしまった。

■所感など

ストーリーを書くとそれなりですが、放送時間10分のところ、CMなどがあり、実質は7分程度の超短編。東京や大阪の劇団所属の子役を使わず、島根県の地元の子供たちが出演しているのだろうと思います。これはいいと思いますけれど、もう少しお芝居の練習をしないといけません。特にセリフ。

関西地区で大人気の「探偵ナイトスクープ」というTV番組で、全く同じような話題がありましたが、正直言ってそっちの方がずっと面白かったです。とはいえ、島根県のような地方で、映画祭を企画し、なおかつ少年映画も作ってくれたことは、本当に素晴らしい事だと思います。

Movie Walkerで検索すると島根県には常設映画館はたった2つだけ。映画文化が絶滅寸前の地方ですが、何とか頑張って欲しいものです。色々注文をつけましたが、7分とはいえ少年映画ですので、5部から3部に格上げしています。

2人は宿題があるとか言って
仕方なく、兄妹で探偵活動を続けたところ





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