白い船 (2002年)

作品総合評価 5点
少年の出番 60%(出番はありますが・・)
寸評 島根の風景を楽しむドキュメンタリー
【少年映画でない理由】主題が少年ではない
映画情報など 2002年公開/DVD発売済


■ストーリー

島根県の海沿いの小さな漁村の小学校に、前の学校で挫折を味わった女性教師が赴任してきた。クラスの好平(濱田岳君)たちは、新しい先生に喜んでいる。そんな時、彼らは、いつも同じ時間に沖を通る白い船に関心を持った。やがて真剣に白い船を調べ出した。

白い船の船長に手紙を出し、新聞記者にも取り上げられ、小学生たちは白い船に招待されることに。そして女性教師は、いつしか教師としての自信を取り戻していることに気がついた。

■ドキュメンタリーです

島根県の岬にある小学校の生徒と、沖を通る大型豪華フェリーとの交流を描いた作品です。実話に基づいているとはいえ、あまりにも脚本にメリハリやヤマ場がありません。主役の濱田岳君は演技はいいのでしょうが、どうしても感情移入できません。

結局この映画は少年映画ではなく、美しい島根県の風景を楽しむドキュメンタリー作品として認定しました。心が疲れた時に、環境映像としてみるのは、いいかもしれません。

ここ数年(書いているのは2017年2月)、auのCMで金太郎役でブレイクしている濱田さんですが、まだ少年時代の演技がみれるのは、貴重かもしれません。






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