東京青ヶ島に住む少年（柳沢太介君）は、卒業を迎える中学3年生。ある日、東京から超美少女（仲里依沙さん）が転校してくる。彼女は勉強も優秀でピアノは世界レベルの腕前だが、心に傷を持っている。なんとか彼女の自身を取り戻すべく少年は奮闘するが。
アイランドタイムス （2006年）
| 作品総合評価 | ５点 |
| 少年の出番 | 90％（主役の１人ですが） |
| 寸評 | 青ヶ島の絶景と美少女映画 【少年映画でない理由】少女プロモーション映画 |
| 映画情報など | 2006年製作／DVD発売済（写真は柳沢太介君） |
■ストーリー
あの「狼少女」の深川栄洋監督作品と聞いて、首を長くして待った作品なのに、かなり期待外れでした。美しい青ヶ島の風景と、仲里依沙の美少女ぶりを鑑賞するプロモーションビデオでした。まさに、フジTVのめざましムービー第3弾。（1作目はネコ、2作目はイヌ、3作目は女の子）
映画をみて思ったこと。仲里依沙さんは（この映画関係なしに）必ずブレイクする。柳沢君は多分この作品が最初にして最後。それだったら、柳沢君にもう少し肩入れしてあげればいいのに。
普通の参考作品ならこれでコメント終了ですが、期待の深川監督作品なので、もう少しコメント。青ヶ島の風景がなくても、美少女なんか出さなくても、どこでも成立するような普遍的な作品に作り直してください。柳沢君のコンプレックスとか、鬱屈した心象とか。こんな作品では深川監督の評価が下がりますよ！