大阪最後の日 (2013年)

作品総合評価 3点
少年の出番 約60%(6話収録中の1本)
寸評 大阪が滅亡?あまりにもチープ。
【少年映画でない理由】内容が貧弱、出番が少ない
映画情報など 2013年公開。DVD発売中。


大阪は日本橋にある中古DVDショップで見つけました。やっぱり300円。第3部で紹介した「最寄りの怪談」と同じ製作者による作品ですので、少しは期待したのですが、はっきりいって大ハズレでした。

10分程の短編が6本収録されたオムニバス映画で、最後の6本目が「大阪最後の日」。ちなみに残りの5本は、よく言えば、ちょっとブラック風の物語。悪く(正直に)言えば、オチの無いコントみたいで、一度見たらもう十分、再度見ることはない感じです。

■ストーリー

公園で少年が一人いると、同じクラスの(少年が恋心を抱く)少女がバイオリンケースを持ってやってきた。そこへ更に不審な男がやってきて、少女のバイオリンケースを奪おうとした。少年は思わず少女を助けようとするが、その男は少女の父で科学者だった。

バイオリンケースの中には、研究中の新型爆弾があり、少女がそれを持って逃げ出したのだ。爆弾の威力は1発で大阪を破壊するという。少女には不満があり、言うことを聞けば爆弾を返すという。父と少年は一緒になって、少女に言われるままに、わがままを聞き、ようやく少女が満足し、ある言葉を発した時!

■所感など

少年を演じたのは、「最寄りの怪談」にも出演していた坂本大星君。また科学者の男も同作品で死神役を演じた俳優さん。同じテイストなんですが、こちらの方が面白くありません。坂本君もあまり活躍せず、見所が今ひとつ。

ネタバレですが、最後は爆弾が破裂して終わり。これで大阪が消滅したんでしょう。私は巻き込まれたくありませんが、市長選や知事選でゴタゴタが続く大阪は、一度破壊されてしまうのもいいかもしれません。(但し、誰も死なないようにね)

ハンバガーを食べていると
少女の命令でコントをする二人
結局、爆弾が爆発、大阪市は?






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