デンマークの全寮制学校。15歳の少年ボー(アンデルス･アゲンセ)は下級生の12歳の少年キム(ペーター･ビェルク)に一目惚れ。キムは校長の息子で寮の隣に住んでいる。まさに禁断の恋だった。
ボーは果敢にアタック。一緒に自転車に乗ったり、夜中にキムのベッドにしのびこんだりと。キムにとってもボーは親友以上の存在だった。紆余曲折を乗り越えて、全校生徒の前で2人は愛を誓った。
You are not Alone （1978年）
| 製作年・国 | 1978年・デンマーク |
| 少年映画評価 | Ａ |
| お薦めポイント | 2人の少年の純愛物語 |
| 映画情報など | 国内未公開。海外版DVDあり。 写真は2人の少年、ボーとキム。 |
少年映画ファンの世界では非常に有名な作品。第2部にレビューするのは不本意なくらい（いずれ書き直して本編に昇格させます）。仏映画『 悲しみの天使』と同じシチュエーション。仏映画は悲劇で終りましたが、こちらはハッピーエンド。
12歳のキムが可愛いのは勿論ですが、15歳のボーもシャイな感じで、心の葛藤と戦う演技が素晴らしい。この時代のデンマーク少年はロングヘアの子が多く、低学年の生徒は男か女か区別がつきにくいのです。でも年長になると、いきなり口ヒゲが生えてオッサン顔になってしまう...
映画としては、過激なシーンもなく、特に大きな感動はないのですが、タブーとされている主題を明るく描けたことに意義があります。
下級生のキムをみつけた（隣の子も可愛いけど）
キムを自転車に乗せるボー（脚がきれい...）
キムが眠るベッドに...ボーはしのび込んだ！
ボーの胸に顔をうずめるキム（北欧少年は脚が長い...）
ディープキスを交わす...（少年同士ではこれは...）
お互い見つめ合って...（右は女の子ではありませんよ）