製作年・国	2007年・アメリカ
少年映画評価	Ａ
お薦めポイント	フレディ・ハイモア君演じる主役少年の天才ぶり
映画情報など	DVD発売中です。

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2008年6月28日、布施ラインシネマ（大阪）にて鑑賞。

東大阪は、近鉄布施駅近くのシネコンで鑑賞しました。北館と南館があり、商店街の真ん中にある南館は、シネコンといってもノスタルジックな感じで客も少なく、スナック売場で買ったアイスコーヒーは150円と良心的な価格でした。これで営業していけるのか、他人事ながら心配です。（追記）やはり南館は閉館となりました。北館のみで営業中です。

さて映画ですが、アメリカンドリームというか、ファンタジーというか、storyに現実感が全く無いのですが、そんな事を突っ込むのは野暮というものです。フレディ・ハイモア君の魅力を楽しめればいい、そんな映画でした。往年のミュージカル映画をパクっている（パロっている）ので、それを知っている人は、ニヤリとできるかもしれません。

・サウンド・オブ・ミュージック：オープニングの麦畑で、空撮から始まるのは、ジュリー・アンドリュースか？と思いきや、ハイモア君でした。

・オリバー！：19世紀のロンドン、孤児の少年を集めて、スリをさせ、その金をむしり取る男。その挙句「Boy for sale!」と少年を売り飛ばす。本作品では、少年達にスリではなく大道芸をさせていますが。マーク・レスター君、ジャック・ワイルド君のコンビが一世を風靡したなあ。それをハイモア君と黒人少年が演じています。

その他、教会でゴスペルを歌う黒人達、これは「天使にラブソングを」か「野のユリ」か。まあ、楽しめました。かなりあっさり目ですが、本レビューはこれで終了。
とにかくフレディ・ハイモア君のための正真正銘の少年映画であることは間違いありません。