グレッグのおきて (2011年)

製作年・国 2011年・アメリカ
少年映画評価 B+
お薦めポイント もてない少年の奮闘ドタバタコメディ
映画情報など DVD発売済
(写真はグレッグ役のザカリー・ゴードン君)


前作の『グレッグのダメダメ日記』と同様に日本未公開作品ですが、DVDは発売されています。前作が意外に良かったので、本作品もすぐに購入。3作目もアメリカでは公開されていますが、残念ながら日本ではDVDも未発売。どうしたものなんでしょう。


前作から1年がたち、7年生(日本では中学1年生に相当)に進級したグレッグ(ザカリー・ゴードン)と親友のロウリー(ロバート・キャプロン)の二人組。学校内での序列は最下層であるが、そんなことは気にせず、また1年間のドタバタ生活が始まります。

グレッグの今年の目標は、転校してきた超美少女をガールフレンドにすること。身の程知らずの目標だったが、やっぱり失敗の連続で、言葉すら交わすことが出来ない。しかしそれより問題は、兄のロドリックからのイジメがエスカレートしてきたこと。

それを見かねた母親が、兄弟が仲よくするためにルールを決めるが、これがまたピント外れで、グレッグにとっては迷惑千万。ある夜、両親が出かけた時に兄が家で勝手に開いたパーティの秘密がもとで、二人は一時は親密になるが、やはり「お前は弟、決して親友にはなれない」。

やがて秘密がバレて、兄弟は罰として祖父が暮すホーム(高齢者施設)で祖父の世話をさせられるが、そこにはなんと、あの転校生の美少女も来ていた。グレッグにはチャンスだったが、兄の横やりでまたご破算。でも最後は、町の芸能コンテストで、一発大逆転をかけて。

 いわゆるジェットコースター・ムービーですが
競泳用水着をからかわれる
(カッコいいのにねえ)

とにかく小さなエピソードが満載で、次から次へ話が展開するのは前作以上。そのエピソードが、全てグレッグにとっては大失敗ばかりで、これでもか、これでもか、と自虐的なネタばかり。まあコメディなので、見ている方が落ち込む事はなく、大笑いできるので、これもありですね。

グレッグを演じたザカリー・ゴードン君は、いわゆる美少年ではありませんが、背も低く華奢な少年体型なので、少年俳優として心をくすぐられます。こんな少年俳優をこんなにイジメまくっていいのでしょうか。

マコーレー・カルキン君の「ホーム・アローン」シリーズでは、泥棒がメタメタにされますが、本作では、この泥棒役のように、グレッグ少年が次々と酷い目にあいます。(少年SMがお好きな方にはたまらないかも)

それでもめげず、いつも前向きに生きて行くグレッグ少年は、ある意味アメリカ人の意気を表しているのでしょうか。前にも書きましたが、日本でも「あばれはっちゃく」などの元気少年がいました。また日本のテレビや映画で、こんな少年達が活躍する日が来ることを祈っています。

最後にちょっと補足。アメリカの高齢者の施設について。
もちろん超格差社会のアメリカですから、富裕層だけの話ですが、ある程度の年齢になると、自ら自発的に、高齢者施設(マンションのような個室)で余生を過ごされるようです。

日本ですと、姨捨山に捨てたような後ろめたさが残るのですが、向こうでは、施設も明るく、高齢者たちも元気なように思いました。そういえば映画「コクーン」は、施設の高齢者たちが宇宙人と交流する話でした。

トイレで下着一つで奮闘。
(前作よりもサービスシーン?多し)
ロウリーとグレッグ。最後は大成功


(参考〜こちらも見て下さい)第1作『グレッグのダメダメ日記




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