Cheesecake(2008年)

製作年・国 2008・ロシア
少年映画評価 B+
お薦めポイント 独身男の家に押し掛けてきた13歳の美少年。
映画情報など 国内未公開。現在国内ではDVD入手困難。
(写真はパヴェル・メレンチェク君)


タイトルはチーズケーキ。ロシアでも人気のスイーツ。でもパティシエの話ではありません。理想の家族を夢見た13歳の美少年。何も知らないで見た序盤は、展開にワクワクしましたが、最後はとんでもないサイコパス少年だったとは...日本でもDVDやBDを発売して欲しい作品です。

何を考えているのか判らない少年。でもこんな少年がオジサンを慕ってくると困ります...

独身の医師ミハイルがアパートに帰るとドアの前に少年アリョーシャ(クレイグ・ワーノック)が座っていた。少年は「僕を覚えていません?」と言うが医師は無視。夜中になってもドアの前にいるので仕方なく家に入れた。今晩だけだぞ。朝起きると少年はいなかった。朝食が用意され、台所はピカピカに掃除されていた。

その後も少年は医師に絡んでくる。医師は少年の家を訪ねるが、母親はアル中で悲惨な生活だった。それ以来、医師は少年を家に呼んだ。だが別れた恋人が医師の家に戻ってきた。しかし恋人は仕掛けられた爆発物で死亡。悲嘆にくれる医師に少年はある女優を紹介。彼女の夫は最近殺害されたという。医師、女優、少年の関係は...


数年前に少年はチーズケーキのTVCMに出演。医師が父親役、女優が母親役だった。医師も女優も少年の事なんか何一つ覚えていなかった。しかし少年は二人を理想の両親と思ってずっと憧れていた。自分の悲惨な家族や環境から逃げ出したかった。(医師は役者でもないのに、たまたま演じただけ)

13歳になってとうとう少年は決心。二人を本当の両親にするんだ。医師の家で見つけた女性モノのスリッパや歯ブラシ。少年は真っ先に捨てた。私はこのシーンを見て、この少年はオジサン好きの同性愛者なのか、なんて思ってしまいました。いいなぁ...私の家にも来てほしいなんて。

ところが喧嘩別れしていた医師の恋人が戻ってきた。少年にとっては厄介者。医師の携帯電話を盗んで恋人をオフィスに呼び出し、デスクに仕掛けた爆発物で女性を殺害。爆発物は町の不良連中から簡単に入手。そこまでするかぁ...可愛い顔した少年のくせに。

一方、母親役を演じた女優はスランプ状態。彼女には夫がいます。少年は夫の後をつけて背後からナイフで殺害。なんと2人も殺していたとは。悲嘆にくれた女優が家を売りに出すと聞いて、医師に買うように勧めます。3人が再会。医師は少年の犯行を悟りますが、ここで映画は終わり。何とも後味が悪い。

とにかく少年役のパヴェル・メレンチェク君が美少年。これに付きます。ただここまでサイコパス少年だったとは。もう少しいい役で見たかった。


見知らぬ少年がドアの前に座っていた。
男は関わり合いたくないので「帰れ」と...
夜中になり、仕方なく家に入れて貰った少年。
実はこれは少年の用意周到な計画だったとは。


男が少年の家に来た。アル中の母に話かけている。
少年は思わず逃げて、非常階段から様子を伺う。
それ以来、男は少年と時間を過ごすようになった。
運転を教えてやろう。嬉々としてハンドルを握る。


少年が男を見る。その目が怪しい。ひょっとして...
(ゲイではなかった。父になって欲しかっただけ)
目的のためなら平然と殺人もやってのける...
男も少年がそこまでするとは思っていなかった。






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