じゃあまん探偵団魔隣組 (1988年)

初回放送・製作 1988年・フジテレビ 連続ドラマ全50話
作品評価 B+
お薦めポイント 日本にUボートが。シュールだけど楽しい
関連情報など 映像関連の発売は無し。
(写真は、リーダー役の磯崎洋介君)


東映製作。フジテレビ系列にて1988年1月から同年12月まで放送。全50話。前回取り上げた思いっきり探偵団覇悪怒組の続編にあたる番組です。1988年の放送ですが、その当時は見ておらず、2003年になってスカパーの東映チャンネルで放送された時に初めて見ました。(東映チャンネルは高いので、覇悪怒組と魔隣組が終ったら、すぐ契約解除)

スカパーで全話放送されましたので、DVDが発売されるだろうと考えて、録画を残していないのが悔やまれます。両番組とも、かなり高い視聴率を得た人気番組だっただけに、なんとかDVD化して欲しいものです。

左からトシカズ、タカシ、カオリ、ゲンタ、ノボル

小学5年生のタカシ(磯崎洋介)たちは、近くの野原でドイツの潜水艦Uボートが地下に埋まっているのを発見。しかも中に入ることが出来た。ここを秘密基地として、トシカズ、ノボル、ゲンタ、カオリの5人組で、じゃあまん探偵団魔隣組を結成した。

そこへ彼らの敵として、怪盗ジゴマが現れて事件を起こし、少年探偵団に挑戦してきた。5人は知恵を絞ってジゴマと対決する。全50回のエピソード。

 古書店で見つけた本
ヒーロースペシャル じゃあまん探偵団魔隣組
(ケイブンシャ 定価480円)

古書店で見つけた、いわゆるMOOK本です。おなじような「覇悪怒組」のものとセットで500円くらいだったと記憶しています。とにかく買うのが恥ずかしく、子供向けの絵本などと一緒にレジに持っていきました。

しかし本は、汚れや傷みも多かったので、スキャンした後は廃棄。今考えると、もったいないかなあ。

タカシ(磯崎洋介君)をリーダーとする小学生5年生の5人が活躍します。しかしタカシはどうみても中学生。小学5年生には見えません。でも元気一杯の半ズボンで頑張ってくれました。男女関係なく、毎回順番に1人が主役になるのも、覇悪怒組と同じ。


名子役の磯崎洋介君。当時14歳くらいでしょうか。
ちょっと小学生役は辛かったかもしれません。
運動神経バツグンの伊藤慎君。
成長してアクション・タレントになったそうです。


丸典膳カイ君。珍しい名前ですね。
ハーフっぽい男前少年でした。
謎の美少年を演じた河野大輔君。
彼も半ズボンは厳しい年齢でした。


ほかに、トシカズ役を演じた畠重樹君、紅一点のカオリ役を演じた榎沢佐季子さんもありますが、申し訳ありませんが、ここでは割愛させていただきます。(なぜかスキャンしたデータが残っていないのです。)

録画は残っていないのですが、いくつか静止画としてキャプチャーした画面が残っていますので、番組の雰囲気だけでも味わっていただければと思います。

タカシたち、また廊下に立たされて。
(でも、すぐに座り込む、落ちこぼれ)
潜水艦を見つけた。ハッチをおりていくと


崖に落ちた仲間を必死で救出
ジゴマにお姫様だっこされる不思議少年タロー
(半ズボンがきつい感じ)

いかがでしたか?写真だけで、どんなストーリーか、何となくお判りになったのではと思います。地中に埋まった旧ドイツの潜水艦を見つけた5人が、そこを秘密基地にして、怪盗ジゴマと戦うという、なんとも訳の判らないストーリーですが、子供たちにとっては夢一杯の冒険物語。

今は少年少女が主役で、少年少女のためのテレビ番組なんて皆無になってしまいましたが、またこんなドラマが復活してくれることを祈って止みません。





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