FINAL CUT チェインストーリー 7.5話 UNITY-団結- (2018年)

初回放送・製作 2018年2月27日・関西TV(GYAO!配信)
作品評価 B-
お薦めポイント 虐待される少年役の大西利空君の演技
関連情報など 連続ドラマ8話+オマケ8話。DVD-BOX発売中
(写真は大西利空君)


タイトルが本当にややこしいので少しだけ解説。関西TV制作で放送された「FINAL CUT」は本編8話構成。しかし毎回放送終了後に10分ほどのチェインストーリー(関連するオマケ話)をネットで配信。それを(本編+0.5)話として表記。

つまり今回レビューするのは関西TVで放送されたFINAL CUT第7話のチェインストーリー第7.5話で、その タイトルが「UNITY-団結-」という訳です。本当にややこしい。テレビ業界は台頭してきたネット放送の脅威に備えて放送とネットの融合とかを模索しているんでしょうけれど。

そんなゴタクはさておいて、たった10分程のおまけドラマとは言え主役は大西利空君なんです。2018年の少年俳優の中で最も期待していた大西君ですが、TVも映画もチョイ役ばかり。本当に残念だっただけに本作は貴重なもの。(ある方のTwitterで「GYAO!で期間限定無料配信中」との事で視聴。本当に感謝です。)

左は物語全体の主人公の高校生時代。右は家を追い出されて公園で勉強する少年
(大西利空君の美脚がまぶしい。すね毛はおろか傷やシミも皆無。女性の水着モデルのよう...)

ドラマ全体の概要は次の通り。12年前にある保育園で女児が死亡。マスコミは経営者で園長の女性が犯人であるかの報道を展開。女性経営者は自殺。彼女の息子・慶介(亀梨和也)が主人公。慶介は警察官になり、母を自殺に追いやった報道番組のスタッフに対して密かに復讐を行おうとしていた。

今回レビューする7.5話は慶介の復讐に協力する野田という男の生い立ち。少年の野田(大西利空)は両親から激しい虐待を受けていた。家から締め出された時にいつも寄るのが昔預けられていた保育園。園長先生はそんな少年に今でも優しく接してくれる。園長先生の息子の慶介(高校生時代-細田佳央太)も少年に優しかった。

両親以上に慕っていた園長先生が自殺。野田少年が慶介に協力するのも仕方がないことだった。

 メガネをかけた美少年を見るとなぜか...

7.5話は8分程でしたのでストーリーも薄くて感動なんかとは無縁です。ただひたすらに大西利空君が虐められるだけ。大西君は美少年。しかもメガネをかけているので知的な感じも。

こんな事を書くと不謹慎なんですが、知的な美少年が虐められている姿を見たい...なんて気持ちが湧いてきます(すみません)。そんな視聴者の願望を汲み取ってドラマ化してくれたのでしょうか...そんな訳ないですね。だいたいそんなSM願望があるのはオマエだけ...

今回はろくなレビューが書けなくてすみません。もう終りにします。ちなみに5.5話にも大西君が出ているそうで、そちらも何とか視聴してみます。

「何だいその目は!」母親からも折檻されて...
(どんな親なんでしょうねえ...)
出て行きな! また締め出されてしまった。
(やっぱり美脚。カメラさんも狙ってたのかも)


行き場がなくてやって来たのは保育園
ここに預られていた頃は幸せだった...
園長先生は少年の事を覚えていてくれた。
昔のように抱きしめてくれた。少年は涙をこらえる。


園長先生の息子も少年に優しい。
空腹の少年にハンバガー。思わず笑顔を見せる。
優しかった園長先生が自殺。そんなバカな...
先生を追い込んだ連中を許せない...





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