神ノ牙 JINGA (2018年)

初回放送・製作 2018年10月4日・BS11他(全13話)
作品評価
お薦めポイント 少年騎士(剣士)の凛々しさと可愛さ
関連情報など スカパーで何度か放送。BD/DVD-BOX発売中。
(写真は萩原壮志君)


他の牙狼シリーズは見た事がありません。そのため本作のドロドロした世界観はあまり理解できないまま。それでも少年俳優の萩原壮志君が出演していると聞いて、CSファミリー劇場の一挙放送(何度目かの再放送)で鑑賞。本作の世界を理解する事はあきらめましたが、少年俳優は堪能できました。

剣の修行をする少年刀眞。でも腕はまだまだだった。
(脚の線も少年らしくて凛々しいですなぁ...)

神牙(井上正大)、幼馴染の楓沙(向里憂香)、弟の刀眞(萩原壮志)の3人はホラーと呼ぶ魔界の憑依者を探して斬り倒す任務に明け暮れていた。半年前、神牙はホラーとなった実の父を殺してしまった。その場面を刀眞はみていた。それでも刀眞は兄の神牙に全幅の信頼を置いていた。

神牙にはジンガという別人格があった。刀眞も一時期ホラーになっていた過去があった。冷酷で非情な別人格が次第に強くなる。伴侶同然だった楓沙を殺す事になり、それを見た刀眞はホラーに戻り、兄の神牙に襲いかかるが、最後はジンガに切り倒されてしまった...


ドラマの中で何度か過去の説明があります。かつて最凶のホラーだったジンガは魔界で敗れ、人間界で神牙として再生したというような内容。昔の『スターウォーズ』第1作のような感じ。ネットで解説サイトを読みましたが、(難しい漢字の)人名が多過ぎて誰が誰やら判りにくくて。もういいかと。

特撮CGやアクションはテレビ番組としたら合格点ではと思います。大ブームの『鬼滅の刃』もそうですが、和風・東洋風の鬼みたいな世界観が若者の心を惹きつけるのでしょうか。仮面ライダーでいえば響鬼っぽいイメージです。そして響鬼も少年が準主役でしたし。

私から言えばとにかく刀眞役の萩原壮志君に尽きます。撮影当時は11か12歳。声変り直前の凛々しい雰囲気がよくマッチしていました。ヒーロー、ヒロイン、少年の3人組が魔物退治。ここに少年がいるのが昔からの定番。妖怪人間も同じ。できればもう少し少年の出番が多ければ...

最後に刀眞は死にますが、まだ続きがありそうな感じで終了。なんとか続編を見たいのですが、萩原壮志君はもう変声して成長してしまったかも。

父が兄の神牙に殺されるのをみた。
(この記憶は消していたが、思い出す時が...)
「お前は残れ、足手まといだ」と言われた。
(伏せた目と開いた胸元が色っぽい)


結局、刀眞を連れてホラー退治に行く事になった。
(この3人。妖怪人間ベラ、ベロ、ベムですなぁ...)
道場の少年(鈴木福)と対戦。ボコボコに負けた。
しかしこの少年を別人格のジンガが殺してしまう...


兄の神牙に対して疑念が生じ始めた。
(しかしこの時点では兄を信じている)
ホラーになった時の刀眞。人間に戻ったが...
(一度ホラーになってしまうと...)


兄の神牙に言った。お前を殺す!
(兄の人格は神牙とジンガの間で揺れていた)
しかし刀眞の腕では到底かなわない...
(鼻の上にシワが寄る表情に萌えたりして...)



※後記
ネットで「神ノ牙 JINGA 子役」で検索すると殆ど鈴木福君しか出てきません。もちろん鈴木福君も出演していますけれど、もう少し萩原壮志君を評価してあげてもいいのではないかと...





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