世界のフラワーロード (2009年)

発売年・種類 2009年・DVD(CD+ミュージックビデオ)
作品評価 B+
お薦めポイント 坊ちゃん刈りの北村匠海君の可愛さ
関連情報など CD/DVD発売中。
(写真は北村匠海君)


今回は、ロックグループ「100s」のミュージック・ビデオを紹介します。と言っても、申し訳ありませんが、彼らの事は全く知りませんでした。2009年に発売された「世界のフラワーロード」というアルバムには、CDにDVDの付いたスペシャルバージョンがあり、そのDVDに、北村匠海君が出演していると、ネットで紹介がありました。

そこで、100sが何者かは知らねども、Amazonで購入した訳です。(今から考えると当時は裕福だったなあ)

鉛筆を握る北村君の目の前に、合成映像で100sのボーカルの中村一義さんが登場
(大林監督の映画「水の旅人」みたい)

アルバムには17曲が収録されています。4年前に購入したのに、CDの方は1回も聴いていません。でもDVDは何回も鑑賞しました。単なるミュージックビデオですのでストーリーは書きませんが、変な映画なんかよりも、ストーリー性を感じたりして。

初っ端の1曲から北村匠海君が登場し、2曲目も続けて登場。でも3曲目にはいなくなりましたので、最初の2曲だけかと少し失望。それでも、2曲分も彼の姿を見れたのだから、十分満足だと思っていると。

また、中盤からどんどん登場します。計7〜8曲分はフル出場。というよりも北村匠海君は、100sのリーダー?の中村一義さんの心の中にいる少年を投影したものなんでしょう。映画ならば完全に主役です。北村君のファンの方は買って全く損はないと思います。


1曲目。いきなり眠っている北村匠海君の姿から始まります。少し乱雑な部屋。あまりお洒落とは言えない和室。寝相もよくありません。

この後、おもむろに起き上がる。でも、まだまだ目が覚めない。寝癖のついたボサボサの髪の毛がなんとなく可愛い。

またまた、おもむろに鉛筆を握り、スケッチブックを開き、何かを描きはじめた。鉛筆を握る北村君の目の前に、合成映像で、100sのボーカルの中村一義さんが登場(上の写真)


2曲目以降は、家の外へ出ていきます。ドラえもんの「どこでもドア」みたいな映像が続きますが、どうもいいシーンがキャプチャー出来ず、ここでは省略。

よくヘアスタイルを見ると、映画「沈まぬ太陽」で昭和少年を演じた、坊ちゃん刈りのヘアスタイルの名残りが見えます。

さて、世界のフラワーロードですが、全世界の有名な花の道路をバックに映像が続くのかと思ったら、なんと東京の下町、小岩のフラワーロードでした。

木漏れ日を見上げる北村君
ラスト。空に飛んで行った赤い風船を見上げる


少年俳優として、映画には多く出演していますが、結局主演映画といえるものは無いようです。でも、このようなミュージックビデオやクリップに堂々主演できたことは、本当に貴重なことだと思います。


※後記
少年俳優としてはブレイクしませんでしたが、青年になって超大ブレイク。所属するバンドのDISH//の♪猫は大ヒット。2021年にはNHK紅白歌合戦にも出場。若手俳優としても映画主演作は数知れず。これも少年俳優時代の努力が開花したものだと思います。






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