時空鬼(天才てれびくんhello,) (2023年)

初回放送・製作 2023年3月13日・NHK Eテレ
作品評価 B+
お薦めポイント てれび戦士が2組に別れて壮大な鬼ごっこ。
関連情報など 3/13〜16の4日連続放送。NHK見逃し配信は終了。
写真は大野遥斗君。


2020年から3年間放送された「天才てれびくんhello,」の最後の大イベント。民放でよく行われている逃走!などの鬼ごっこの天てれバージョン。攻守を変えて4日間連続で放送されました。1回目は「ながら見」程度でしたが、現在の天てれhello終了が正式アナウンスされてからの再放送はしっかり見ました。

2022年度のたった1年で卒業していくハルト君(大野遥斗)の勇姿を目に留めておきたかったからです。ですので、以下のレビューや画像はハルト君が中心になることをご了解下さい。

時空鬼のラスト。もう日が暮れてしまった。みんなの友情を感じる...

てれび戦士14名全員が集結。7人ずつのチームに別れて鬼ごっこ。鬼はバドミントンのシャトルのようなボールを投げ、当たれば牢に閉じ込められる。しかし逃げる側のメンバーが外から扉を開ければ脱出できる。

90分の競技時間で最後に7人のうち4人以上残っていたら逃げる側の勝ち。色々な仕掛けや助っ人も登場。次の90分は攻守のチームを変えて競技。さて結果は...


思えば2020年度から始まった天てれhelloはコロナ禍の真っ最中。マスクは当然。スタジオに全員集まるのも難しくてオンライン中継なども。一番もどかしい思いをしたのはメインMCを務めた、みやぞんさんだったと思います。せっかく起用されたのに、思い通りの活躍が少なくて。

それを吹っ飛ばすような大企画だったそうです。準備に半年以上かけ、茨城県にあるワープステーション江戸というロケ地を借り切って、カメラは80台も設置し、てれび戦士全員が一人2台のカメラを装着したそうです。おかげで子供番組とは思えない臨場感ある鬼ごっこが展開されました。

ただ90分という競技時間は長過ぎます。数分で全員捕まってしまったら番組になりませんし、多分ある程度台本があったんだろうとは思います。しかしそれはどうでもよい事。普段の放送ではなかなか見れない、てれび戦士同士のコミュニケーションやホンネが垣間見えて本当に面白かった。

ヘルメットに装着したカメラで撮影した顔は歪曲?があり、みんな同じように見えます。着ているジャージの色で判断するしかないのですが、そんなカメラでもハルト君の顔はすぐ判りました。やっぱりイケメンというか可愛いのです。私のエコヒイキに起因するものかもしれませんが。


1、2日目の逃げる側のチーム。
ショウタ、ソノマ、ハルトの3人で行動。
ソノマともう1人が捕まってしまった。
ショウタに促されて救出に(しぶしぶ?)


ショウタの後をヘッピリ腰でついていくハルト。
こわい、こわいと呟きながら...
「虫が無理なんだよね」とハルト。
箱の中身当てゲーム。(アカンやっちゃ)


ゲームは2人。ソノマとショウタは手を上げた。
「じゃあハルト見てる」自分の事をハルトと呼ぶ...
(テロップは正確ではありません)
箱の中身を見事当てたソノマとショウタ。
見てただけのハルトもハグ。微妙に遠慮しながら。

ハルトも捕まってしまった。
助けを待つしかない。ちょっと情けないけど。
走って逃げる。分かれ道。ハルトは左へ。女子は右へ。
カメラクルーは迷う事なく、右の女子を追いかける。


3、4日目は鬼側チームになったハルト
(鬼側はあまりカメラには映りません)
バケツを落として、その隙に救出する作戦。
まんまとハマってしまったハルトたち。




※後記
ハルト君は、まだてれび戦士になって1年。来年度から番組がリニューアルされるとはいえ、非常にいいキャラクターでしたし、そのまま継続するものとばかり思っていました。某掲示板(実況ではない方)でも、男女問わず、大変人気もありました。

それが卒業とは本当に残念です。新しい天てれの番組構想の中には不要だったのでしょうか。J事務所云々とかのヨタ話も聞こえてきますが、ここでは書きません。ただ、他のテレビ戦士がやっていた「100の質問」コーナーはやって欲しかった。

話が長い。まとめられない。これがハルト君の悩みだそうで、確かに100の質問どころか、2、3問で時間オーバーになってしまう恐れがあるだけに、実現しなかったのかも。

右の写真は大野遥斗君のインスタから。最終日にみやぞんさんと一緒に撮った写真との事。お二人とも、また卒業されるテレビ戦士のみなさん、本当にお疲れ様でした。






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