昭和30年代の千葉県の田舎に住む少年(中垣克麻君)の学校に、東京から少年(福原学君)が転校してくる。東京から来たとはいえ、カッコいいどころか、緊張すると大便を漏らすという、とんでもなくカッコ悪い少年。
福原君はイジめられながらも、次第に仲間に入れて貰えるようになったある日、ある豪邸の窓から少女の白い手が出ているのを見つけ、中垣君達は何とか少女に会おうと画策する。しかし、少女は重病のため、亡くなってしまう。
少年映画評価 | 6点 |
作品総合評価 | 6点 |
少年の出番 | 100%(主役) |
お薦めポイント | 元祖、昭和30年代ノスタルジー |
映画情報など | 1990年公開/ビデオ発売終了 (写真は、中垣克麻君と福原学君) |
昭和30年代の千葉県の田舎に住む少年(中垣克麻君)の学校に、東京から少年(福原学君)が転校してくる。東京から来たとはいえ、カッコいいどころか、緊張すると大便を漏らすという、とんでもなくカッコ悪い少年。
福原君はイジめられながらも、次第に仲間に入れて貰えるようになったある日、ある豪邸の窓から少女の白い手が出ているのを見つけ、中垣君達は何とか少女に会おうと画策する。しかし、少女は重病のため、亡くなってしまう。
椎名誠の同名小説の映画化。「少年時代」と同じようなテイストですが、こちらの方が子供向け作品です。悪ガキが色々と、危険なトロッコ遊びをしたり、当時のプロレスに夢中になったりと、定番のエピソードが続きますが、嫌味はなく、素直に楽しめます。
病気の美少女に興味を持ち、アタックするくだりは、2005年のTVドラマ「あいくるしい」などの原型かもしれませんが、ワンパターンですね。
■御堂筋パレード大阪に住んでいたので、御堂筋パレードは毎年ぶらっと出かけていましたが、関西テレビのフロートは「白い手」がメインで、子役2人が乗っておりました。この映画のスポンサーに関西テレビが絡んでいるようでした。
この時は、映画「白い手」の事は全く何も知りませんでした。パレードでは、美人のお姉さんが笑顔をふりまくフロートが大半の中で、少年2人が乗っているのが珍しいので、コンパクトカメラでズーム一杯にして撮影したのでした。
それで興味を持ち、公開後に映画館で鑑賞しました。ビデオは絶版になったようですが、レンタル店を探せば、まだあるかもしれません。気が向けば鑑賞してみて下さい。