フジテレビ系列で、懐かしのテレビゲームに挑戦する「ゲームセンターCX」という人気番組があるそうです(私は見たことがありません)。番組は、お笑い芸人よゐこ(松竹芸能)の有野晋哉さんが、有野課長という設定で挑戦。
その有野課長が挑戦するのが「マイティボンジャック」という難関ゲーム。2006年という設定(実際の放送日なのか、映画での設定なのか不明)でゲームにチャレンジしますが、なかなかクリアできません。
ここまでは映画ではなく、完全なテレビ番組そのもの。それでもファミコンが懐かしいので、楽しめましたけれど。と、ここでいきなり1986年に話が移ります。ダイスケ(吉井一肇君)はどこにでもいる普通の中学2年生。少年ジャンプとファミコンにはまっている。
クラス1の美少女(まいど定番の役柄)クミコの気を引くために「マイティボンジャック」を貸す事を約束するが、なんと不良グループに持っていかれてしまった。さあ困った。4000円以上もするカセットをもう一つ買うなんて中学生には無理。なんとか返して貰おうと、不良グループのボスの家に乗り込む事にしたが、喧嘩で勝てる訳がない。
ここでまた2006年に。有野課長はゲームに挑戦し続けますがタイムリミット。ADに裏技を教えて貰ったりして再度挑戦することに。この後、1986年と2006年の世界が交互に切り替わります。
腕力はからきし駄目なダイスケは、妄想の世界でゲームの勇者になったり、ジャッキー・チェンの酔拳の真似をしたりして不良を倒します。しかし現実は勝てる訳がなく、目を盗んでカセットを持ち帰りますが、不良たちに追いかけられる羽目に。やがて逃げ込んだのは書店の倉庫、のはずでした。
しかしそこは2006年、有野課長の番組放送会場。20年の時を越えて、ダイスケと有野課長が対面。なんとダイスケは、会場からの助っ人として、マイティボンジャックに挑戦することに。さて、ダイスケはカセットを取り戻せるのでしょうか?有野課長は無事クリアできるのでしょうか?