大阪で暮す小学生のタケシ(大元崇主)は夏休みに宮城県の蔵王へ1人で行く事になった。蔵王には優しい祖父と大好きな秋田犬のハクがいた。2年前タケシが蔵王に行った時は仔犬で、ずっと一緒にいたのだった。
タカシは朝昼晩と3回ハクと散歩。小さな子ガモ7,8羽もついてくる。どこへ行ってもハクは町の人気者。タケシは町の少年たちと友だちになった。蔵王の伝統工芸や炭焼き作業なども一緒に(ここは教育映画)。ある晩ハクが体調を崩した。タケシは犬小屋でハクと一緒に寝る。それを祖父が優しく見守ってくれた。
大阪へ戻る日が近づいたある日。タケシは友人たちと蔵王登山へ。素晴らしい景色とお弁当を楽しむ。しかし突然の雷雨。慌てて下山するうちに道に迷い、小さな小屋へ避難。夜になっても雨は止まず。町では捜索隊が出る。その時ハクが山へ駆け上り、タケシたちの小屋へやってきた(お決まりパターン)。