WE ARE ONE. (2021年)

お薦めポイント 関西から来た少年と関西へ転勤する先生。短い交流だが...
少年の出番 たった8分余りの短編ですが、それでも堂々主役。
映画情報など 2021年製作。youtubeで無料公開中。
写真は加藤憲史郎君。


日本の圧倒的な国民的漫画「ONE PIECE」。コミックス100巻、アニメ放送1000話を記念して制作されたドラマ。5篇の短編で構成されていますが、少年俳優が登場する3話「カイト先生編」を簡単に紹介します。(ネット配信ドラマですが、短編映画と区分してここに掲載しています)

カイト先生とリク。リクはなかなか心を開かない。

関西から転校してきたリク(加藤憲史郎)。児童館に行くが誰とも話をせず、いつも一人で読書。それをみたアルバイト職員のカイト(福士蒼汰)がけったいな関西弁で話しかける。それを聞いたリクは苛立って関西弁の発音を教える。それがきっかけで二人の会話が始まった。

カイトは漫画「ONE PIECE」をリクに貸した。リクは夢中になる。突然二人のお別れの日。カイトは関西の小学校に赴任が決まったのだ。お別れの言葉は標準語。リクが教えた関西弁ではない。ブチ切れたリクだが、カイトの乗ったバスを追いかける。


日本で1、2を争う国民的漫画ですが、何と私は読んだ事がありません(非国民!)。5篇の短編ドラマは漫画の登場人物をデフォルメしているそうです。本編ではカイト先生がコラソン、リクがローというキャラクターとの事。キャラクターの事はよく判りませんので、軽薄なレビューになり申し訳ありません。

とにかく加藤憲史郎君の演技をみるためだけ。関西弁の少年という役柄なのですが、まあイントネーションは合ってはいましたが、どこか危なっかしい感じがついて回ります。どこかでボロを出すのではと。加藤君は神奈川出身との事なので仕方ありません。

お兄さんが子ども店長として一世を風靡した加藤清史郎さん。弟の憲史郎君は舞台がメインのようで、あまり映画やテレビで見ることがありませんが、はっきり言ってお兄さんよりも美少年。もっと映画やテレビに出て欲しいと思っているうちに大きくなってしまいました。

これを機に「ONE PIECE」を読んでみようかなと。でも100巻もあるし。ブックオフかどこかで古本でも探そうかと思っています。


いつも一人で本を読むリク。そこへカイト先生が近づいてきた。きつい視線を返す。


カイト先生が1冊の漫画をリクに手渡す。もちろん「ONE PIECE」
リクは小学生なのに読んだ事なかったのかな。おじさんはちょっと安心?

カイト先生は手提げ袋いっぱいの漫画をくれた。全部「ONE PIECE」
しかし先生が去っていくと聞き、素直に喜べないリク。


カイト先生がバスに乗って去っていく。それを追いかけたリク。
変顔(この前のカット)でお別れ。もう先生とはしっかり理解し合えた。



※後記
加藤憲史郎君が出演した映画で見たのは『妖怪大戦争 ガーディアンズ』だけ。主人公の友人役で出番はほんの少しだけ。主役は寺田心君。もちろん彼は天才子役の名に恥じない演技力ですが、この作品はちょっと違う感じがしました。やはり加藤憲史郎君に主役を演じて欲しかった。前作の神木隆之介君に負けないルックスですし、麒麟送子の(露出の多い)衣装もきっと似合うはず。あくまで個人の感想です。





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