タイのバンコクに駐在する新聞記者の南部(江口洋介さん)は、タイにおける児童の臓器売買について調査依頼を受け、スラム街や児童売春宿をめぐって調査を行っている。一方、日本からきたボランティア団体の女性も独自に児童買春のルポを行う。
南部と女性は協力し合うが、南部の行動に不審な点も見られる。やがて驚くべき事実が明らかになった。
作品総合評価 | 7点 |
少年の出番 | ?%(少年俳優はいません) |
寸評 | 小児性愛を告発した衝撃作 【少年映画でない理由】少年俳優出演せず |
映画情報など | 2008年公開/DVD発売済(写真は主な出演者) |
2008年8月14日、シネマート心斎橋(大阪)にて鑑賞。
お盆休みは、東京へ遊びに行っており、東京でこの映画を観る予定にしていたのですが、上映館が1館しかなく、時間が合わなくて観れませんでした。新大阪へ戻り、新幹線を降り、そのまま地下鉄で心斎橋へ直行、かなり混雑した映画館で鑑賞しました。
タイのバンコクに駐在する新聞記者の南部(江口洋介さん)は、タイにおける児童の臓器売買について調査依頼を受け、スラム街や児童売春宿をめぐって調査を行っている。一方、日本からきたボランティア団体の女性も独自に児童買春のルポを行う。
南部と女性は協力し合うが、南部の行動に不審な点も見られる。やがて驚くべき事実が明らかになった。
これは、衝撃的な作品でした。タイでの売春や臓器移植を目的とした子供の人身売買のことは知っていましたし、子供が生きたまま臓器を取られるのも衝撃的ではありますが、想像の範囲内でしたので、さほど驚きませんでした。
ネタバレになってしまいますが、主人公の江口洋介さんの最後のドンデン返しが想定外でした。いい意味でやられた!のなら良かったのですが、何とも言えず嫌な余韻が残ってしまいました。(まだ観ておられない方もおられますので、これ以上は止めておきます。)
決して感動的とか娯楽作品ではないのですが、口コミで広がったのでしょうか、単館公開から、シネコンも巻き込んで拡大公開になったようです。ただ、舞台になったタイでは、映画祭で上映中止になるなど、感情を害する方もおられるようです。それは何となく判ります。