ある医学研究所で極秘裏に開発中の生物兵器 炭疽菌K55が盗まれた。犯人は元研究員でK55をあるスキー場に埋めたと言い3億円を要求。しかし皮肉な事に研究員は交通事故で死亡。K55の行方は判らないまま。所長は研究員の栗林(阿部寛)にお前一人で回収して来いと命じる。
唯一の手がかりはK55を埋めた目印の木に打ち付けたテディベアの写真。テディベアには電波発信機が内蔵されており、その受信機も犯人から送付されてきた。しかし電池は4日しか持たない。栗林はスノボの上手い息子の秀人(濱田龍臣)から、この写真は野沢温泉に違いないとの情報を得て、息子を連れて野沢温泉に向かった。
スキーの出来ない栗林は早々に負傷。救助に来たパトロールの根津とその彼女にK55(中身は秘密にして)の捜索を依頼した。一方息子の秀人は現地の中学生の少女と仲良くなる。ところが少女の友人の高野(望月歩)と川端(前田旺志郎) の二人がテディベアを見つけ、それを旅行中の幼い女の子にプレゼントしていたからややこしい。
さらに研究所にはもう一人、野心を持つ女性研究員がいてK55を奪おうとしておりストーリーは簡単には進まない。すったもんだの末にK55を取り戻したかに見えてまた2回も3回もオチがあって...(後は原作かDVDをご覧下さい)