コロちゃんの恩返し (2023年)

少年の出番 主人公の小学生時代。数分未満。
寸評 捨て犬を飼って愛情を注ぐ。犬は意外なところで恩返し【少年映画でない理由】出番過小。
映画情報など 2023年youtubeで無料公開。ディスク等はなし。
写真は平野翔大君。


たまたまyoutubeで鑑賞した20数分の短編。どういう背景で作られたのか今一つ理解できていませんが、小学生時代役として平野翔大君が出演しています。無料公開ですので気になられた方はご視聴してみて下さい。(youtubeですが、短編映画とカテゴライズしています)

クラスの友人が捨て犬を見つけた。それをそっと見るカンタ。
犬は先生が預かってくれた。誰か飼ってくれる人がいたら連絡してね。

小学生のカンタ(平野翔大)捨てられていた犬をどうしても飼いたかった。理解のある祖母に勇気づけられて反対する父を説得した。コロと名付けて家族のような生活が始まった。やがてカンタは高校を卒業して就職するが、1年ほどで退職を決意。ユーチューバーへの道を目指す。登録者は伸びず苦しい中で、コロの動画が人気を呼び、登録者は増えていった。


ユーチューバーは小学生のなりたい職業の中でも上位だとか。広告収入で巨万の富?を得る人もいるそうですが、私にはよく判らない職業です。だからと言って決してバカにはしていません。どんな事でも努力なしに成功する事は無いと思うからです。

タチバナさんという実在のユーチューバーの方の小学生時代からのエピソードを本当の俳優さんやスタッフがドラマ化したものだそうです。(間違っていたら申し訳ございません)

とにかく小学生時代を演じたのが平野翔大君。相馬雄太監督作品の常連子役として、数多くの短編などに出演していましたが、本ドラマの中でもその名前を見つけて嬉しくなりました。是非とも少年時代のうちに大きな役を射止めて欲しいものです。


カンタは先生に電話した。うちで飼います。
先生が来るのを待つカンタ。夕日が美しい。でもカンタは...


カンタは箱に入った子犬を持って帰った。
実は両親に許可は貰っていない。


父に電話。犬を飼いたいんだ。父はすぐにダメだと言った。
ちゃんと世話をするから!カンタは泣きながら言った。その剣幕に父は折れた。


やった。祖母も喜んでくれた。名前をつけなきゃねぇ。
コロが家族になった記念の日。



※後記
カンタの祖母とお父さんがいい人で印象に残りました。祖母はいつでもカンタの味方。高校生になり少し無気力になっていた時。祖母が亡くなり、何か目覚めたような感じです。父は犬を飼う事、退職してユーチューバーになる事。反対しますが、決して押し付けません。父としての意見を言った上で、カンタに判断を任せます。こんなお父さんは少ないように思います。





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