ある森の中で、記憶を失った少年ダリル(バレット・オリバー)が発見される。彼は村のセンターへ運ばれるが、身元が判らないため、子供のいない夫婦に預けられた。夫婦はダリルを本当の息子のように養育する。ダリルも養父母に心を開き、隣家の少年とも親友になり、幸せな生活が始ったかにみえた。
ダリルは華奢な身体にも関わらず、スポーツはプロ級、勉強は大学生以上、と超人的な能力を発揮する。その能力が噂になり、とうとうダリルの両親という人物が現れたのだ。その人物とは軍の研究所の博士だ。(鉄腕アトムのお茶の水博士みたいなものですね)
実はダリルは、軍の命令で博士が作ったサイボーグだった。博士はダリルの人間的な感情を知って愕然とし、このまま普通の少年として過ごさせてやろうと決心するが、軍は許さない。ダリルはジェット戦闘機を奪って逃走するが、軍はダリルを破壊すべくジェット機の自爆スイッチを入れた、爆発か!間一髪で脱出に成功するが、ダリルはどうなってしまったか。(この後は、ハリウッドらしい大団円となります。)