The Hideaway (1991年)

製作年・国 1991年・デンマーク
少年映画評価 A-
お薦めポイント 若い犯罪者と少年の間に生まれる不思議な友情
映画情報など 国内未公開。海外版DVDあり
写真は主役のキャスパー・アンデルセン。


デンマーク映画。英語字幕付きのDVDで鑑賞。そのためタイトルやキャストも英語表記としています。The Hideawayは隠れ家という意味。2013年頃まで私はブログ(goo)も書いていました。そこで投稿したレビューですが、ここで改めて再掲します。

12歳のマーティン(キャスパー・アンデルセン)は母と2人暮し。ある日、近所で暴力事件を起こした若い男を見つけた。ひ弱な感じで腹部から血を流している。マーティンは同情してジュースや食べ物を渡すが、男のケガは深刻だ。リヤカーに男を乗せて医者へ連れていこうとするが、同じアパートに住む少女に見つかった。

医者へは行けず、男を少年の部屋にかくまった。父のいないマーティンにとって男の存在は不思議だった。やがてアパートの少女の密告によって警察がやってきた。


両親が離婚して父のいない12歳の少年。思春期の揺れる心は理性では説明できない。男を医者に連れて行く最中に同じアパートの少女と会った。男を放ったらかして少女の部屋でちちくりあう。おまけにそのまま寝てしまった。何といういい加減なヤツ!

少年の部屋にかくまった男は22歳。ヒゲを剃る姿がまぶしい。父がいないので父性を慕ったのか...いや父というには若過ぎる。年上の友人?ちょっと危ない雰囲気の作品でした。

暗がりで若い男を見つけた!
怖かったが、血を流している...
少年は自分の部屋に男をかくまった。
男がヒゲを剃るのを見てマネする少年


ベッドは1つしかないので一緒に寝るが...
(男に抱きつくとは...これは危ない)
警察がやってきて男を確保した
呆然として立ちすくむ少年。何を思うのか...





▼イーストエンド劇場へ戻る   ▼外国作品庫へ戻る