1973年にチリで起きたクーデター。ピノチェト将軍による軍事独裁政権の誕生。日本の反対側の国の出来事ですので、私もあまり知りませんでした。本作は社会の混乱の中で、白人富裕層の少年と、貧しい先住民族の少年との友情。そして友情が脆くも崩壊する様子を描いた作品です。
12歳のゴンサロ(マティアス・ケール)は教会付属の英語学校に通うが友人は一人もいない。ある日、校長が先住民族の少年5人を学校に受け入れた。ゴンサロはその中の1人ペドロ(アリエル・マテルナ)と友人になった。ペドロの家へ招待されたゴンサロはあまりの貧しさに驚く。しかし隣家の年上の娘シルヴァーナに一目惚れ。
町ではデモが頻発。ペドロとシルヴァーナはデモ参加者に相手に商売を始める。しかし軍部が政権を掌握。共産主義者狩りが始まり、先住民たちも迫害を受ける。抗議したシルヴァーナは射殺され、側にいたゴンサロはペドロを裏切って逃げてしまった。
教会付属の男子英語学校。生徒たちは富裕層の息子ばかり。校長である神父は地元の貧しい少年を初めて受け入れます。これは実験的な取組みだったのでしょう。粗末な服。プールの授業では水着もなく下着姿。当然の事ながら、白人少年たちは相手にもしません。
ゴンサロが持っていたコンデンスミルク。それをシルヴァーナが強引に奪って飲みます。唇にミルクをつけたたままゴンサロとキス。ペドロもやって来てシルヴァーナとキス。3人が白いミルクをつけてキス。3Pプレイ? シルヴァーナは2人の少年の心を弄ぶ悪女なのか...