時期・媒体 | 1992年12月発売・CD |
評価 | B+(歌は、はっきりいって下手。) |
お薦めポイント | あっぱれさんま大先生のファーストアルバム。 |
関連情報など | 1992年12月発売。CDは絶版も中古は豊富。 写真は鹿志村綾(りょう)君。 |
本サイト初のCD紹介です。と言っても音楽のレビューではありません。テレビ番組として「あっぱれさんま大先生」を取り上げようと思ったのですが、同番組は1988年から10数年(中断期間あり)に渡って続いた長寿番組。私がみていたのは1993年から1年たらず。
たまたまCDを買って、それから番組を見始めたのです。個性派揃いの子役ばかりの中で、ひときわ影が薄かった鹿志村綾(りょう)君が気になっていました。最近になってWikipediaを参照すると、なんと故人になられているとは。彼を偲んで本レビューを書きました。
収録は10曲。3曲目の「自己唱歌」では全員が一人ずつ自己紹介の曲を歌います。歌い終わる毎に、さんま先生が一言コメント。りょう君「可愛いねぇ..」 9曲目の「学芸会のきみ」の1番ではブランド君とりょう君がソロ。声はいいんですけどねぇ。練習が足りないかも。最後の10曲目が「記念樹」で小林亜星さんから盗作訴訟された曲。
さてCDだけではレビューがあっさりし過ぎですので、1993年頃の放送から、鹿志村綾君のスナップショットを掲載します。現在はyoutubeにも結構上がっていますが、以下の写真は当時の録画から。
(鹿志村君は小5、小6の2年間出演されていますが、私がテレビで見たのは小6の後半だけ)
※後記
ある日の放送。鹿志村君ともう一人女子の姿がありません。他のメンバーは全く無視。そして新入生3人が登場。当時すでに人気子役だった前田愛さん他。ボーイッシュな前田さんは男か女か話題に。実は鹿志村君が新入生の時にも「この人の性別は?」と尋ねた子がいました。
この番組を思い返してみると、子役界の状況が判るような気がします。男子にお飾りの美少年は必要ないのです。とにかく変な子、面白い子、ちょっときつい言葉(イジリ)を浴びても平気な子でないといけません。一方、女子にはお飾りでも美少女はある程度必要なのです。この状況は令和になっても同じなのでしょうか。それはよく判りません。
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