裸の大将放浪記の少年たち

時期・媒体 1980〜1997年の関西テレビ(フジ系列)のドラマ
お薦めポイント 放浪の画家山下清のドラマ。放浪の途中で少年と交流するエピソード。
関連情報など 山下清役として芦屋雁之助さん主演作品に絞って取り上げました。写真は第78話の吉田亮君


芦屋雁之助さんの当たり役。17年間に渡って放送されました。ダ・カーポの歌う主題歌「野に咲く花のように」も大ヒット。全部で83話。その中で少年との交流を描いたエピソードもあり、今回その少年を演じた子役さんをざっと紹介します。

第68話「清と自転車少年の夢」の反田孝幸君。ロケ地は震災よりずっと前の石巻市。

放浪の画家、山下清(芦屋雁之助)は全国各地を放浪しながらスケッチをして貼り絵にする。ランニングシャツに半ズボン(今でいうハーフパンツ)に下駄。出会った人たちとの騒動に巻き込まれるが、最後は山下清画伯だとバレて、みんなに追いかけられながら去って行く。


山下清氏を最初に演じたのは1958年の映画作品で小林桂樹さん。芦屋雁之助さんが2004年に逝去された後、お笑い芸人の塚地武雅さんも演じられています。その他別作品や舞台の中でも登場します。映画やドラマには(こういう言い方は失礼ですが)いい素材だったのですね。

実際の山下清氏が全国を放浪したのは戦前の1940年から戦後の1955年くらいまで。もちろん、その後も旅には出かけらたようですけれど。出演する子役さんは当時を代表するような実力派子役たち。しかし時代考証で服装が裸の大将と全く同じで貧乏くさいのが残念なところです。

以下の画像の説明で記載した話数はWikipediaに準拠しました。今も再放送されている話数とは微妙に一致しない部分もありますけれど。


第5話「人の口は恐ろしいので」の田中哲治君。
自閉症の少年役。ロケ地は京都府。
第11話「別れが悲しかったので」の玉木潤君。
ロケ地は青森県。彼はドラマや特撮で超売れっ子。


第20話「清の秩父路オニ退治」の黒沢大輔君。
ロケ地は埼玉県。彼も印象的な子役でした。
第23話「清と島の花嫁さん」の橋本巧君。
ロケ地は八丈島。彼は世界忍者戦ジライヤで大活躍。


第24話「清のどさんこ母恋道中」岡部浩之君、藤田龍美君。
ロケ地は北海道。兄弟役で出演。妹も。
第27話「清のくれた幸せの星砂」の藤田雄二郎君。
ロケ地は与論島。冒頭、赤フン姿で登場。


第32話「清の雪ん子ドサン娘物語」の中垣克麻君。
ロケ地は北海道。彼も売れっ子でした。
第33話「清の三泊四日五島の旅」の飯塚亮平君。
ロケ地は長崎県。彼も特撮番組等で活躍。


第38話「清と花嫁の父」の藤原亨君。
ロケ地は静岡県。シリーズでは珍しく現代風(90年)服装。
第44話「清とベンガラの花嫁」の市川浩君。
ロケ地は岡山県。かなり大柄な小学6年生役。


第45話「清の「カラスなぜ啼くの…」」の池田貴尉君。
ロケ地は長野県。当時の人気子役の一人でした。
第52話「母子くんち太鼓」の島田豊君。
ロケ地は佐賀県。火をみると失神する少年役。


第55話「清の桃太郎鬼退治」の山崎裕太君。
ロケ地は岡山県。超売れっ子でしたね。
第58話「清が湖で釣った夢」の池田貴尉君。
ロケ地は北海道。2回目の出演。前回から3年後。


第60話「清の鼻から八女提灯」の鳥居紀彦君。
ロケ地は福岡県。彼も多数のドラマに出演。
第75話「清も参ったわんぱく坊や」の佐藤侑輝君。
ロケ地は富山県。特撮番組等に引っ張りだこでした。


第78話「清の手品はめぐりあい」の吉田亮君。ロケ地は福島県。シリーズ中の少年俳優として真打登場!


※後記
芦屋雁之助さんはハマり役には違いありませんが、後期になりますとお年のせいだけでなく、ご健康も害されているのか、やつれが目立ちます。ランニングシャツの首や腕、短パンの脚など痛々しい感じがして心配でした。もう少し早くバトンタッチしても良かったのでは、なんて思う事もあります。







▼イーストエンド劇場へ戻る   ▼「その他メディアの少年」に戻る