初回放送・製作 | 2011年4月25日より・BSフジ |
作品評価 | B |
お薦めポイント | 清水優哉君の多彩な表情とトーク |
関連情報など | 未メディア化。再放送なし (写真は存在感抜群、MCの清水優哉君) |
BSフジの小学生向け情報・バラエティ番組で、2011年度は週5回、2012年度からは週1回の放送。私がこの番組を見だしたのは2011年終盤から。とにかく子どもなのに、清水優哉君の存在感に圧倒されました。(今の表現なら、ハンパナイ存在感、ヤバイ存在感)
清水君は、以前からBSフジの「Beポンキッキ」では準レギュラーとして出演していたそうで、街を歩きながら文字を見つけ出す「もじあるき」コーナーはyoutubeで視聴していました。今思えば、その頃から番組をチェックしておくべきだったと後悔しています。
今回は録画した放送の中からいくつかのシーンを紹介します。
We Can☆47の前身として、47の付かない「We Can☆」がありました。実質的には両番組は分けずに一体と考えるべきなのですが、少年俳優という視点から見れば全く別番組です。
もう何というか、スタジオに美少女小学生を大勢集めて、揃いのミニスカートの制服を着せて、歌やダンスもあり、CDデビューまで。情報・バラエティとはいえ、まさにロ**ン番組そのもの。
もちろん私は見た事はなかったのですが、2013年3月、We Can☆47終了にあたって過去を振り返る企画の中で、We Can☆時代の映像や、We Canガールズの美少女の面々が放送され、スタジオには当時のガールズも登場。中には現在大ブレイク中の若手女優、永野芽郁さんもいます。
本サイトでは異例中の異例ですが、少女たちの写真を3枚掲載します。(永野芽郁さんは、私が応援するフォークデュオ「さくらしめじ」とも関係がありますので、ちょっとお返しの意味もあり)
美少女軍団のWe Canガールズは解散。その代り全国から47人のWe Canメンバー(男子10、女子37)を選出。そのうち3人がスタジオで番組を進行します。清水優哉君、浅見姫香さん、高橋奈々さんの男子1名、女子2名。人数的には女子の方が多いのですが、MCは清水君の独壇場。
この3人と、お笑いコンビのラバーガールの2人で番組を進行するのですが、全体の司会は最年少の清水君。ラバガールの2人に臆することなく堂々の掛け合いを演じています。女の子2人はアシスタント的な立ち位置であり、結果的に、少女番組から少年番組に180度転換したような感じです。
主なコーナーは、We Canリサーチ(給食、宿題、体育といった小学生に身近なテーマを全国メンバーがレポート)、ラブック(小学生向けの図書紹介)、びっくりじゃんけん(全国メンバーが写したびっくり画像対決)、ヘナヘナダンスなど。
清水君はTV歴が長く、小5ながらもオヤジ臭いのですが、笑顔とキンキン声で場をなごませてくれます。彼の特徴を静止画で表現するのは無理。動画と音声を見て欲しい。あと、お笑い芸人は、NHK天てれでもそうですが、子供番組に登場すると、なぜか好感度がグーンとUPします。
2011年度と基本的な部分は変わりませんが、スタジオメンバーが男子2、女子2の同数に。清水君に加え、グッドイヤー旭飛君、花坂椎南さん、山本花織さんの4人。ラバーガールの2人は続投。男女4人ですが、清水君が総合司会、3人はレポーターという立ち位置です。
大きく変わったのがテーマ。人を良くすると書いて「食」との出だしで、毎回食事や食べ物に関する情報が紹介されます。そして放送が週5回から週1回に減りました。見る方としては週1の方が消化しやすく、かえってじっくり見れるようになりました。
主な内容は、清水君以外の3人が毎週交代でユニークな食堂や料理研究家をレポート、なんでも味見たい(大人の食材、珍味の試食)、47銘菓(全国のご当地銘菓の紹介)、アートヨガ、本のごちそうなど。
清水君は小6に。夏休みが終わった9月、あのキンキン声は喪失、一気に別人のように成長していたのに驚きました。清水君と他の3人というスタンスが、後半では男子2人、女子2人というコンビに変わっていきました。清水君とグッドイヤー君のコンビは、なかなか良かったと思います。
2013年が開けた頃から、天真爛漫だった清水君の顔から笑顔が少なくなり、時折暗い表情を見せることも。オシャレなグッドイヤー君に対して、ちょっと劣等感ぽく「僕はいいです」と下を向くシーンも印象に残ってます。今はどうされているのか判りませんが、演技派俳優になって再来して欲しいものです。