田園のエイリアン (1989年)

初回放送・製作 1989年8月20日・関西テレビ(スペシャルドラマ)
作品評価
お薦めポイント 少年が見つけたのはエイリアンだったのか...
関連情報など 単発ドラマ。再放送もメディア化もなし
(写真は主役を演じた鳥谷有一君)


(※本稿を掲載後に録画を見る機会があり、少し原稿を修正する予定です。)

これも関西テレビが製作したドラマですが、阪急ドラマシリーズではなくて単発のスペシャルドラマ。ほぼ誰も知らない幻の作品といってもよいかもしれません。

例によってVHSビデオで録画したテープは廃棄してしまい、わずかに静止画がPCに残っているだけ。
(ネタに困った時のパソコンに残っていた画像シリーズ)内容も殆ど覚えていませんのでストーリーはいい加減。Wikipediaにも最低限の情報しかありません。

エイリアンのような生物が夜中に光り始め、パワーを貰ったと思い込んだ...

ある関西の郊外の町。まだ田んぼや自然が残る中で暮す小学生のヒロシ(鳥谷有一)が主人公。ヒロシの悩みのタネは苛めグループの連中。いつもやられてばかり。そんなある日、ヒロシは田んぼの中で不思議な生物を見つけた。小さいけれど映画で見たエイリアンそっくりの不気味な姿。

その夜は父親(間寛平)が出かけて帰って来ない。ヒロシは一晩中エイリアンと過ごす。そして夜中にパワーを貰った(気がした)。翌日、ヒロシは苛めグループに一人で立ち向かった。もう負けないはず。最初は威勢が良かったが最後はボコボコにやられた。そしてエイリアンはお風呂の排水口に流れてしまった...

 エイリアンはなんだったのか...

もう詳細は覚えていません。ドジョウなのか山椒魚の子供だったのか...とにかく少年にとってはエイリアンだった訳です。大きくなって獰猛な生物になるのか、はたまた宇宙人になるのか。弱い存在である少年にとっては、パワーの源としての願望だったのでしょうか。

いつも苛められていた少年が、勇気を貰って苛めっ子に立ち向かう姿は昔の西部劇か時代劇のヒーロー。悪人どもの横暴に耐えて耐えて、そして遂に最後に立ち上がって悪人どもを成敗する。しかしそこは関西製作。思うようにはいかず、結局はズッコケ。

1989年ですから平成の始まりの年。まだまだ少年たちの姿ものどかです。こんなドラマを今でもたまには作って欲しいもの。

同じ苛められっ子の友人とヒロシ。
小さいけれど不気味な生き物を見つけた
(生き物の画像がなくてすみません)


その夜は一人で過ごす事に
(エイリアンが暴れ出し..)
バタバタと家の中を走るヒロシ
(画質が悪くてすみません)
エイリアンが宿った!?
(自分にはパワーがあるはず...)


翌朝。家を出るヒロシ
(靴紐をギュッと結んだら..)
苛めグループの集まる神社へ。
(胸を反らせて...大股で歩く)
まずはグループの下っ端と対決。


雑魚はやっつけたけどボスが来た
(身体のでかいボスに怯むヒロシ)
あっけなく投げ飛ばされ...
(エイリアンのパワーはどこに?)
ボスの攻撃は容赦なく...
(絶体絶命のピンチか)


最後にもう一度投げ飛ばされてダウン
(負けたけれど、吹っ切れたかも)
家に帰ってバタンキュー。あ〜あ
(エイリアンは流れて消えた...)



※後記
このレポートをお読みになられた方からご連絡があり、ご感想と何箇所かの誤りをご指摘いただきました。本当に有難うございました。まだ修正できておらず申し訳ございません。





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