石松鈍器(西田敏行)は実家近くの小学校の産休補助教員として赴任。産休中の女性教師は近藤という児童に暴行を受けて早期出産。石松の最初の授業は模擬裁判。被告は近藤。児童がざわつく中、近藤に暴行傷害と殺人未遂を求刑。もちろん近藤に反省を促す事が目的だった。近藤は反省して石松を慕うようになった。
クラスの影のボス小池は反抗しながらも石松に心を開く。しかし東京へ転校。石松の型破りだが愛情に溢れる指導にクラスはまとまっていく。やがて前任者が復帰して石松は学校を去る。しかし事情が変って石松はまた復帰。卒業までクラスを担当する。そして春。児童たちは巣立っていった。