中国人の孫孝民(武田鉄矢)には日本人の妻(松坂慶子)と2人の子供がいた。孫の夢は日本で四川料理の店を成功させること。だが四川の味付けは日本人には受け入れられず挫折を繰り返す。しかし麻婆豆腐を日本人の口に合うように味付けを変えたことから大ヒット。
孫は過労で倒れたり、借金返済、中国からやってきた親戚の問題などが襲いかかるが、家族4人の絆を深めてこれらの問題に立ち向かっていく。
初回放送・製作 | 2003年5月12日・NHK |
作品評価 | B |
お薦めポイント | 日本に四川料理を広めた中国人と日本人の家族。 |
関連情報など | NHK月曜ドラマ 全5回。DVD等発売なし。 写真は長男役の田辺季正君。 |
朝ドラに対して夜ドラという感じで45分×5話程度のドラマがありました。今でも時々はやっているようです。ただ朝ドラに比べるとDVDなどメディア化もされず、それどころか再放送も殆どありません。
私はたまたまVHSで録画していたのですが、例によって、いくつかの静止画を残してテープは廃棄してしまいました。今考えると本当にもったいない事をしました。何とか再放送して頂けると有難いのですが。
中国人の孫孝民(武田鉄矢)には日本人の妻(松坂慶子)と2人の子供がいた。孫の夢は日本で四川料理の店を成功させること。だが四川の味付けは日本人には受け入れられず挫折を繰り返す。しかし麻婆豆腐を日本人の口に合うように味付けを変えたことから大ヒット。
孫は過労で倒れたり、借金返済、中国からやってきた親戚の問題などが襲いかかるが、家族4人の絆を深めてこれらの問題に立ち向かっていく。
原作は実際の料理人である陳建一氏の一家を描いたノンフィクション小説。5回ですので、それほど深く掘り下げたようには思いませんでしたが、今考えれば、激辛四川料理ブームの元祖なのかと興味深く思います。
実は番組の内容はあまり覚えておらず、今も残っているNHKの番組サイトを読み直してこれを書いています。田辺季正君演じる長男については、これといったエピソードはなかったようですが、毎回両親を支えるような、癒し系の少年だったように思っていました。
ドラマの舞台は昭和。田辺季正君も昭和少年らしい服装で好感が持てました。まだ2003年ですので、このような衣装も容易に入手できたのでしょう。令和に入ってからも昭和時代の作品がいくつか製作されていますが、服装には違和感があるものばかり。どうでもいい話かもしれませんが。
※後記
私の中で麻婆豆腐といえば丸美屋の素で作ってくれた母親の味。中華料理屋で食べても汗をかくことなく食べれるものが主流でした。しかし最近の中華料理店では麻婆豆腐を頼む時は要注意。激辛なんてものを通り越したものもあります。以前は普通の味(日本人好み)で出していた店も、いつの間にか汗だくにならないと食べれない代物に。辛くしないと若者が来ないそうです。私には困ったこと...