| 初回放送・製作 | 1987年4月14日・TBS（全8話） |
| 作品評価 | 大人気アイドルが中学教師とお忍び結構。定番のドタバタ劇｡ |
| お薦めポイント | 末っ子小学生のおバカぶり。 |
| 関連情報など | DVD絶版(中古あり)。特別編は配信あり。 （写真は大原和彦君） |
2024年冬。超アイドルだった中山美穂さんが不慮の事故で逝去されました。特に思い入れがあった方ではありませんが、まだお若いうえに一世を風靡されたアイドル。そこで何か記念になる作品のレビューをと思っていましたら、私の古いPCのHDDに画像(映像はありません)が残っていました。
たぶんツタヤあたりでレンタルしたDVD。しかし残念ですが、肝心の中山美穂さんの画像はほぼありません。おバカな小学生役の大原和彦君だけ。それでも番組を紹介することで追悼できればと思います。
父と結婚した中山美穂が家にやって来た。慌てる次男。普通の中学教師(三田村邦彦)がなんと超アイドルの中山美穂(本人)と結婚する。元教え子だった。しかし世間への影響が大きいので結婚は内密にして欲しいと事務所から言われる。教師は妻を亡くし、長男(永瀬正敏)、長女(後藤久美子)、次男(大原和彦)がいる。長男は受験生。長女は中2で思春期、次男はおバカな小学生。
長男、次男は中山美穂を受け入れるが、長女は事あるごとに反発。次男は友人たちに中山美穂の事を言いふらし、撮影中のテレビ局へ乗り込んでは摘み出されたり。そんなドタバタの末に、長女とも和解し、家族の絆のようなものが芽生えだす。
とにかく絶頂期のアイドル中山美穂さんと、美少女ブームを巻き起こした後藤久美子さんの共演。ミポリン、ゴクミとの愛称が日本中を駆け回っていました。それに比べると男性陣はやや地味。必殺仕事人のイメージ(しかない)三田村邦彦さん、まだ無名に近かった長男役の永瀬正敏さん。
その中で次男役の大原和彦君。芸歴だけみれば出演者の中でも多い方。幼いころからゴーグルファイブなどの特撮モノ、うちの子にかぎって2などのドラマに数えきれないくらい出演。そのせいか本ドラマでの出番は少なくても、印象に残る役でした。
次男は本ドラマでは小学生役でしたが、実際はゴクミと同学年の中2。童顔なので小学生役でも何とかみれました。さらに「うちの子にかぎって2」に出演していた子役さんも友人役として出演しています。製作したTBSのお遊びなのかもしれませんけれど。
翌年3月に放送されたスペシャル版(完結編)では、中学卒業する頃にもかかわらず小学生役。変声もして、もう似合わないのに半ズボンをはかされて、少し痛々しく思いました。それでもスペシャル版でも次男がかなり重要な役をもらっていました。
第1話。父が重大発表。
第1話。ミポリンが家に来た｡
第3話。友人に言いふらす次男｡
第4話｡姉はサッカー部マネージャー｡
第4話。先輩役は長尾豪二郎君｡
第7話。部室で二人きりに。
第5話。次男と長男。
第6話。密談中の兄と姉。
第8話。兄妹3人と父。
完結編。父が珍しく酔っ払って帰宅。
完結編。次男に覆い被さる父。※後記
どうでもいい事ですが、実の姉がゴクミ。父もそれなりにイケメンですし、弟はもっと美少年でないと(失礼)などと思っていました。しかしこの役を演じられるのは、やはり大原和彦君しかいません。彼で正解でした。