プリン&キャッシーのテレビ!テレビ!

初回放送・製作 1973年・よみうりテレビ(大阪)
お薦めポイント 横山プリンとキャッシーによる破天荒な進行。とにかくパクパクコンテスト。ここからアイドルも誕生。
関連情報など 番組詳細は判りません。関西だけのローカル番組。
今回は写真や画像はありません。


今回のレビューは全く手抜き。単なるオヤジの回想ですのでパスして下さい。

大阪北部に千里中央という街があります。もちろん大阪の皆様には当たり前の話ですけれど。この街が衰退して廃墟化?しつつあるとの話を何かのネットで見て絶句。本当なのかと思って数年ぶりにモノレールに乗って行ってみました。

そこで見たのは千里セルシーというショッピングビルがフェンスで囲まれて撤去工事が始まろうとしていた風景でした。しかしそれ以外は昔のままで安心しました。私にとって千里中央という街は、夢というか憧れのある場所。外国への玄関口は大阪国際空港(今はローカル空港)、未来への玄関口はEXPO70の万博記念公園。ハイソな街(あくまでイメージ)

そして千里セルシーといえば、思い出すのはプリン&キャッシーのテレビ!テレビ!という番組がここで生放送されていた事。大阪万博は終わってもまだ大阪には熱気が残っていた時代。もちろん私はまだ中学生でしたので現地には行けず、毎週日曜の昼にテレビで見ていました。

※もう半世紀前の放送で、ビデオなどもありませんので、以下の文章はあくまでうろ覚えです。思い違いなどもあると思いますが、どうぞご容赦いただければと思います。


フェンスに囲まれ解体工事が始まる千里セルシー。2026年1月10日撮影
1970年代からここで様々な番組やアイドルのコンサート。夢と汗と青春の現場でした。


番組の司会者は横山プリン、キャッシー、佐藤忠功(アナウンサー)。番組が始まると、観衆との間で以下のようなやりとりが始まります。
プリン(ハゲーッ!) キャッシー(ブスーッ!) 佐藤忠功(スケベェーッ!)

横山プリンさんは落武者ヘアで、マイクにかぶりついて意味不明の咆哮をあげる変人。キャッシーさんはブスではなく米国系の結構な美人。ただ口が悪くて性格ブス。佐藤忠功さんは番組に場違いな真面目風。なので二人から、むっつりスケベとか弄られていたように思います。

番組の内容はよく覚えていませんが、視聴者が舞台の上でゲームなどをしていました。メインイベントはパクパクコンテスト。参加者は一般の子どもたちが中心(大人がいたかは覚えていません)。歌は口パクで振り付けやダンスのモノマネを競うものです。

少年たちも数多く参加。人気は西城秀樹さんのモノマネ。しかし女装してアイドルのモノマネをする少年たちもいました。少年がミニスカートをはいてくるとキャッシーが必ずめくります。スカートの下にジーンズ半ズボンなどを履いているとキャッシーは烈火の如く怒るのです。お前なめとんのか!

しかしこんな無茶なコンテストの中からもスカウトされてアイドルが。なんと松原秀樹さん、川崎麻世さんはジャニーさんの目にとまって事務所入り。他に草川祐馬さんも。男子ばかりですね。女の子はこんな(セクハラまがいの)コンテストは避けていたのかもしれません。

私が覚えているのは松原秀樹さん。彼は番組の常連のように何回か出演。西城秀樹さんのモノマネが定番でしたが、女装回も。その時はスカートではなく風呂敷?のような布を腰に巻いて登場。ただ布が短くて後は覆えず(おぼっちゃまくんに登場する びんぼっちゃまスタイル)。それをプリンが指摘、するとキャッシーがパンツ丸見えや!と叫んだのが印象に残っています。

ここからは本当にうろ覚え。松原さんがJ事務所で東京出身の曾我泰久君とリトル・ギャングというデュオを結成して、番組に凱旋?出演した事がありました。その時キャッシーは松原君ではなく、相方の曾我君にばかり話しかけていたのを覚えています。もしかしたら思い違いかもしれませんけれど。

♪そんな時代もあったねと、いつか話せる日が...



※後記
本番組は1975年に終了しましたが、後継番組を笑福亭鶴光さん、ピーターさん、あのねのねの二人などが引き継ぎ、パクパクコンテストはずっと引き継がれました。
最初の司会者3人の現況をWikipediaで調べました。横山プリンさんは今もご存命で頑張っておられるようです。キャッシーさんは大御所の女性歌手Sさんとの女性同性愛などのスキャンダルもあり米国へ移住されたそうですが、今は日本在住とか。そして佐藤忠功さん。惜しくも2022年に逝去されました。



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