光る鯨 (2023年)

少年の出番 準主人公の少年時代。出番は短いけれど結構印象に残ります。
寸評 荒削りな部分はあるものの、私は結構好きなパラレルワールドとファンタジー。
映画情報など 2023年公開。BD/DVD等の発売はなし。各種配信あり(有料)。写真は西巻大翔君。


劇場公開時は全く知りませんでしたが、2025年になってネット配信で鑑賞しました。監督さんは23歳という若さですが、なかなかの力作でした。ホラーではなくファンタジー。配信でみるのもいいですが、Blu-rayなどで手元に置いて置きたくなる作品です。たぶん無理でしょうけれど。

8歳の3人組。左から、ハカル(西巻大翔)、イト(小吹奈合緒)、ツキオ(下鳥時穏)。

主人公は若い女性イト(関口蒼)。イトは8歳の時に交通事故で両親を亡くした。その頃からの幼馴染で恋人のハカル(佐野日菜汰)は「光る鯨」という小説でデビューしたが数ヶ月前に行方不明に。イトはハカルを探して8歳まで住んでいた高層マンションへ行った。そのエレベーターはパラレルワールドへの入口だった。

パラレルワールドでハカルに会った。また8歳のハカル(西巻大翔)もいた。そして亡くなった両親にも会った。空を飛ぶ光る鯨もみた。しかし...


古いマンションのエレベーター。そこの11階が入口なのですが、すんなり直行しても行けません。上がったり下がったりを繰り返して最後に11階。ちょうどダイヤル式の鍵のように右に3、左に4...など。その順番はハカルの残した小説「光る鯨」に記されている。(この辺は少し曖昧ですけれど)

主人公のイトは一旦マンションから帰宅しますが、アルバイト先のコンビニに行っても「あんた誰?」的な扱い。戻ってきたのは元の世界ではなく似たようなパラレルワールド。この辺はよくあるとはいえ、見ていてワクワクしました。イト役の関口蒼さんの肩肘張らない、おっとりとした演技が良かった。

そして恋人ハカルの少年時代を演じた西巻大翔君。基本はクソガキなのですが、ちょっと女の子に好かれるような華というか魅力がありました。青年ハカルはちょっと覇気が不足。パラレルワールドに毒されてしまったのでしょうか。なんとなく続編が見たい気分です。


重要アイテム。ツキオが貰った恐竜展のチケット。
3人で行きたかったが、ハカル興味なし、イト家族旅行。
重要アイテム。500円硬貨の裏にツキオは名前を書いた。
意味あるのか。でも10数年後、チケットと硬貨が...


夏休み。イトを誘いに来たハカルとツキオ。でもイトは家族旅行に出発。


ハカルとツキオは変顔で送り出す。イトも変顔で応える(見えませんが)
しかし、この旅行の途中で交通事故。両親は死亡。イトと姉は無事だった。


大人になったイトはパラレルワールドに来た。そこには8歳のハカルがいた。相変わらず生意気。
後の長髪男性は大人になったハカル。過去の自分をどう思っているのか...


高層マンションの上空を鯨が泳いでいて、月明かりで光っている。
(こんな映像も今はAIで簡単に作れるのでしょうね)



※後記
「光る・・」がつく作品はなんか好きですね。2022年の『光る校庭』、2023年の『光る川』。そして本作。どれも好きな作品ですが、マイナーなのでBlu-rayにもならないのが寂しいところ。





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